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2005年8月15日 (月)

今週のキラウエア火山

   ・・・・・キラウエア火山プウオ・ベントとフミコの成長・・・・・

puuoo 1983年、フミコがハワイ島に永住した年、このプウオ火口が生まれました、以来この火口は休むこと無く、フミコと一緒に成長し続けました。。(エッ、フミコも本当に成長した?Yes !! 笑)

http://terra-vulcania.chez.tiscali.fr/kilauea_erup_cartes.htm

初めてこのプウオの溶岩流を見たのは1986年、とても感動しました・・・。こんな身近で熱い溶岩の流れが見えるなんて・・・言葉には言い尽くせません。そして先人クプナ達から火の神ペレに纏わるストーリーを沢山聞きました。チョッピリ怖い。。でも自然にペレがフミコの側にいます、身近に感じます。。。

今週は日本からお見えになった長嶋ファミリーをご案内して、ペレ様に合いに行きました、でも生憎ペレは今、もの凄い勢いで地下を流れ、今まで彼女が作った広大な新大地を海に落とし、流そうとしていて誰をも近づけ様とはしませんでした。。(この巨大な溶岩の固まりが海に落ちる時、大爆発が起こります。キャ見たい、不謹慎。)

        そうか・・ペレは会いたくないのか。。残念!!

そこでフミちゃんは考えました、一番身近にペレの家プウオ火口が見える秘密の場所にご案内しようと。。。「Pu`u Huluhulu」です。

そう、ここは「フミちゃんシークレットポイント」で~す。ここには「古代と現代」の二つの顔が有ります。 一つは400年とも600年前とも言われる、はっきりした記録も無い時代に噴火した古代の火口。。

登っていく途中鳥のさえずる美しい声と、風の神がオヒアやハプウを揺らし私を呼びます、只でさえ“早足フミコ”の足が勝手に飛んで行きます。haiking(笑)

そしてその山頂からは、アッ見える22才のプウオが・・・ウッと感激、又大きく成ったなー。。。

初めてこの山に登った時、「あの向こうに見える噴煙がPu`uO`oだ」と教えられました、でもまだその時は山の形すら有ませんでした・・それがこんなに大きく成って。。ね、感動でしょう。(笑)

***厳しい山を一生懸命「早足フミコ」にくっ付いて来てくれる長嶋ファミリー***

ホット一息したら、「OK,では向かいのまだ暖かいスティームの上がるウル山に行きま~す」 エー うっそー。。。ゴメンナサイnagashima_m

でも長嶋ファミリーは頑張ってフミコに付いて来て下さいました。そしてこれが「Mauna Ulu」の山頂です。(キャ、アリ地獄だ、落っこちたら絶対上がって来れない。。)

この火口、今はこんな静かなのに、過去には540m.もの火柱を立てた火の神「Pele」が、もの凄い勢いで山肌を下り、海に注いでいたのです。http://volcano.und.nodak.edu/vwdocs/Parks/hawaii/chain_crater/menu2.html

・・何時の日かフミコはこのウル山の様にプウオ火口の上に立ち、何十年間のペレ様との係わりを誰かに語るのでしょうか。。。。

マハロ、 フミコ

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2005年8月 5日 (金)

神聖なアバ(Awa)セレモニー

心臓がバクバク、身が引き締まってピーン、足が痺れてジーン。。。

エッ、それって何って? これは先週の続き、フラ・コンファデンスでの one of class です。

私は前々から尊敬して止まないクムNalani Knakaoleのクラスが受講出来るとHonoluluを出発する前から、このクラスで必要な衣装の準備に余念が有りませんでした。そう私はこのクラスはフラ・ケクヒの衣装の付け方のお勉強と思って行ったのです。

でもアゲン、見事に予想は外れました。。。ワクワクのフミコはランチもどこに入ったのかも解らす(信じられない!笑)、いの一番に教室に入り、良い場所をジョイにも取り、OK準備万端。

でも始まる前に「椅子に座れるのはクプナ(お年寄り)だけよ、皆さん床に座りなさい!」と、パンチ。 続いてハワイ語交じりの早口英語でペラペラぺラ・・「・・Kinolau も解らない人はこの教室から今すぐ出て行きなさい!」とストロング・アッパーパンチをパーン

エー、それって何?解らない・・・(そーと皆の顔を見る。。誰が解っているのかなー。。)キャどうしよう・・まー良いか、そのうち解って来るでしょう。 と、これフミコ式です。(笑)

でもその後も大変、渡されたプリントの中にある沢山のチャントを自分で選び、記憶して、儀式の時発表・・ですって。 エー大変、ど、どれが一番易しいかな(必死 ;)、もう考える時間などありゃしない、だって既に先生が「ハイ He Kanaenae No Lakaを希望する人! うそ、それって何、どんなの?まー良いか「ハイ希望します」って、無謀なフミコ手が勝手に上がっています。。破れかぶれってこんなとき様だ。

同じクラスにジョイもいました。。ホッ。 そっと「ねーこれってどんなクラス?」「このチャントだけが唯一ソロ・チャントのクラスよ」って自信有り気に・・。やっぱそうだ、まー良いか自分所だけ覚えれば良いのだから。

そんなこんなしている間にやっと衣装を着けるお勉強です。エー嘘、私の目は4つも無いよう・・4箇所くらいで衣装付けが始まりました、見て盗むのです、フミちゃん必死で見て回って、「ok、パートナーに着せるデザインが決まりました」。

るんるんとやっていると、なんと横にNalani先生が、「ダメダメここはこう折って・・」いつの間にか全部クムがやってくれました。とっても素敵、ハイ皆さん神聖な儀式の始まりです。Awa

私達のチャントは一番始めです、で席も最前列、嬉しいんだけど大変、だってクム達が目の前に座って(椅子に・・)いるから痺れた足が崩せない・・・・のです。(お茶をやめた理由は正座が出来ないからなのに・・・ウエーン痛いよう・・;)

始めは神前にお供え物をします、フミコはオマケでその役も貰っちゃいました。エー、わ、わたしは何処で前に進み出るの??(必死でインストラクターの方を見ます、エッ3?4?どっち。

歩き方なんて教わっていない様。。。仕方無い、見よう見まねだ!エー供え物を自分の頭より下げないで。。etc. 身が引き締まってとても良い時間でした。

お供え物が終わったら、今度は大きなボールで若者が何か混ぜています。。。それを小さなボールに入れ、係りのKane達が低姿勢のすり足でそれをクム達の前に静々と運びます。 受け取ったクムは始め中の液体を自分と相手に振りかけ、一口ですすります。(日本の茶道ととても似ています)

次々と椅子に座っているクプナ達にも振舞われ。。。えー私達も飲ませて貰えるのだ。嬉い!ずいぶん前にハワイ語のクラスの時教わったAwa、てっきり古代の飲み物だと思っていたのに、フミコにも順番がやってきます。ドキドキ。 先ず自分に振りかけ、お運びさんにも振りかけ(クム達の猿真似)。。

どんな味って「うーん難しい、生まれて初めての味」かな。

自分の出番が終わったら、とたんに足の痺れがジンジンと。。1時半延長して、神聖儀式が終わりました。

この事、一生忘れません、人に伝て行きます。

Mahalo nui,

Fumiko Miller

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2005年8月 1日 (月)

フラ世界会議

   行って来ました、フラ世界会議「Ka`Aha Hula `O Halauaola」        &「Na Ponohula」!!

出かける前に皆さんに「別人になって帰ってきます!」って言いましたね、これはジュークででは無く、私の予想以上の展開でした。先ず今のフミコ感情はまるで小さな“虫けら”のようなブルーな気分と、今から頑張ればまー良いかと。。

2001年大会の時、私も行きたいなーと思いましたが、あの時のフミコはこんな未熟者の私が、他の偉いクム達から授業を受けたいなどと自分のクム(先生)に頼むなんてとても出来ないと思い諦めました。。。

で、4年経って今年こそはと思い切ってクムに行かして欲しいと頼んだ所、「僕達も行くからフミコも申し込んでやろう」とOKサインが出ました。「キャやった」フミコは仕事も捨ててウキウキとマウイ島に(^。^)!

            始めは良かったのです。。。

Na Ponohulaではマスター・ハク・レイのアンティーMarie McDnald先生のクラスを受講しましたlei_class

アンティーは技術も人柄も最高の方でした、一部のお花のレイを除いて、殆どが山奥に行ってその素材を採集します、とても大変な作業です。

もちろん私もそのつもりで出かける用意をして行ったら、な、なんと既にアンティーが、それぞれの素材を一人づつ袋に入れて待っていてくれたのです。「貴方方に少しでも多くの技術を学んで欲しいので時間を節約の為、私が用意しました」・・・信じられません、この広い心に感動してフミコはもう ジーン と。。

彼女は毎日の違った素材とテクニックで、一日3種類のレイを教えてくれます。alii

素材の中でもこの左のアリイはフミコの一番好きな花、自分でも庭に3本植えて2本枯らし・・、残った1本に3年目にしてやっと小さな花びらが2枚ついたのが先々週。それなのにアンティーの下さった袋には私が見た事も無いようなこぶし大のAli`iが30個は入っています。  信じられません!!

Lei このクラスは夢のように楽しかったクラスです。私はなぜかアンティーに気に入られ、「フミコ、貴方はとても良いセンスとクラフトワークと持っています」と。

計9個のレイと技術と学びました、「アンティー貴方に出会えて最高でした、一生忘れません、有難う!」

         でもフミコの運はこの時まででした・・。

これからの過酷なことを書く前に会議以外でエンジョイしたマウイもご紹介しましょう!Aloha

先ずクム達は家を買いました、6ヶ月になったアロハちゃんは大喜びです。 10月の日本でのコンサートに連れて行きま~す。

夜はマウイのフラシスター達のレッスンを見学、12月のハラウのホイケに向かって皆がとてもよく出来ています、オアフシスター達の事を思い少し焦りを感じました。

       オアフに帰ったら自分を含め、皆を扱こう!

長く成りましたね、続きは今度にしましょうか?エッ早くフミコのドジを知りたいって!! OK、では触りだけ・・・

週が明け、いよいよコンファデンスが始まりました。私が申し込んだ時は既に750番目、1000人は来ると言われているこの集まり、本当に世界中のハラウから人が集待って来ました。

クラスも色々な分野で盛り沢山、人気のクラスは直ぐに一杯。フミコはクムの選んでくれたクラス、行って見るまでよく解りません。Dai・・不安・・

でも先ず出だしは良かったのです、 本当は先週のワークショップでクムと取りたかった「染め物のクラス」、でもこの短い時間で机の上での勉強ではとても全ては理解出来ません、もっと本格的にやって見たいクラスでした。

次のクラスは有名なチャンターKamuela chunのチャントのクラス、フミコは偉~い人から直伝して貰えるとウキウキと出かけたのですが・・・甘かった。 彼は持ち時間の3時間、トイレ休憩も無く1~2102もある「Kumulipo」を永遠と解説し始めるのです。私も初めてKumulipoのチャントを聞いた時鳥肌が立ち、興味は有りました、でもこの短い時間ではとても無理、超アドバンス・クラス!

  この教室に座っている人達って如何思っているのでしょう。。

        影がかかり始めたのはこの頃からです。。。(笑)

ちょっと長くなったので続きは又・・・

フミコ

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